the history of iizuka church

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1950年2月~1959年3月

飯塚教会のはじまり

 エコール教団総理が1915年に来日されて、喜田川広師と共に熊本・平戸で宣教を開始された。1960年に引退されるまで、戦前・戦後を通して51の教会を設立され、「日本ナザレンの父」と云われた。飯塚教会でのエコール師ご夫妻を迎えての特集(家庭集会)には、多くの人が集まった。ご夫妻の熱心さとアメリカからの尊い献金に支えられて、まもなく飯塚教会が創立された。エコール師ご夫妻は、飯塚教会の「産みの親」でもあった。

はじめての家庭集会

 1950年2月、麻生家にてはじめて家庭集会が開かれた。家庭集会によって多くの家族が救われ信仰の礎となった。橋本寛治師(1950年~1953年)、直方教会の藤倉結城師(54年)、上山田教会の本末秋義師(1955年~1959年3月)、松隈副牧師による9年間の家庭集会を経て、現在地に土地が与えられて1958年11月に教会堂が建設された。(1953年5月22日、宗教法人登記)

伝道に励む日々

 戦後、自分たちの生活もままならない状態であったが、救いの喜びを伝えるため、家庭集会、路傍伝道に励む日々であった。

各地で家庭集会が広がる

稲築町漆生(現・嘉麻市漆生)でも家庭集会・教会学校が開かれる。


1959年4月~1975年3月

待望の牧師が与えられる

 永年祈りつつ待ちわびた飯塚教会初代牧師は、神学校を卒業されたばかりの久保木勁師(1959年4月~1963年3月)であった。教会員は専任牧師と教会堂が与えられた幸いを心から感謝した。

教会建設がはじまる

建築中の教会堂。

祈りの重要性

 祈ることの重要性を示された福田満治師(第二代牧師・1963年4月~1969年3月)は、早天祈祷会を始められた。讃美の賜物を与えられていた先生の力強い歌声は、会堂に響きわたっていた。

礼拝の意義・教会隣接地購入

 吉武昭男師(第三代牧師・1969年4月~1973年3月)は、いつも明るく元気であり、寛大な心で信徒を受け入れ励ましてくださった。元西鉄乗務員としての経験から、礼拝時間(定刻)厳守意識付けをご指導いただいた。牧師夫人は、役員会、青年たち、求道者を問わず美味な手料理をふるまってくださった。
 井手下哲雄師(第四代牧師・1973年4月~1975年3月)は、穏やかな口調のメッセージを語ってくださり、教会学校では、オルガン、ギターを弾きながら主を賛美する楽しさを教えていただきました。地価高騰の前に先見の明をもって、教会隣地購入の決断・実行の役目を見事に果たされ、今日の飯塚教会発展の基礎を築かれた。


1975年4月~1992年3月

新会堂が与えられる

 第五代牧師・谷志朗師(1975年3月~1992年3月)を迎えての17年間の牧会は、新会堂・納骨堂の建設を経て画期的な変貌を成し遂げた。いつも元気な谷牧師、ニコニコ笑顔の牧師夫人、天使のような子供たち、その姿は青年たちの憧れでした。

新会堂・納骨堂完成!

 新会堂に先立って上三緒の丘の上に納骨堂が完成。(1981年2月)1980年2月に新会堂の上棟式が行なわれ1981年9月に献堂式を迎えた。「出来る限りのことをして主を喜ぶ。」という御言葉に導かれて、この日を迎え、言葉では言い尽くせない感動を覚えた。

ゴスペルコンサートなど様々なイベントを開始

 結婚式、ゴスペルコンサートなどが行われ多くの感動と祝福を得た。
 (写真:結婚式で賛美するおともだち)

ローア部と共に

 1984年3月、ローア部が加入し、合同礼拝がはじまる。1984年8月には、韓国宣教100周年大会に共に参加し、典農洞ナザレン教会と姉妹教会となる。オリーブ会(手話会)など、楽しい交わりが今も続いている。

元気いっぱい活気溢れる子どもたち

 元気いっぱい!沢山のおともだちが与えられ大運動会、キャンプなど、様々な行事が行われた。(当時、教会学校の生徒は、50人以上にもなっていた。)


1992年4月~2011年3月

様々な活動開始!

 諫早から赴任された、第六代牧師・水城一哲師(1992年4月~2011年3月)・淳子夫人・秀明兄(現:神戸平野教会牧師)ご一家と共に飯塚教会の歴史は活動期に入る。聖書の学びをはじめとする様々なグループ活動、研修などを通し、「霊的・知的成熟」「自立したクリスチャン」を目指しての歩みがなされた。

学びの充実

 聖書が語っている背景を理解し、神様が私たちに語っておられる御旨を深く知ることは、大きな力です。テーマに沿った各学び会や、修養会などが多く開かれた。(写真:一泊研修会にて)

聖地旅行へ

 毎年のように飯塚教会の兄姉たちが聖地イスラエルを旅行し深く聖書に触れる機会が与えられました。
(写真:ガリラヤ湖にて)

エントランスホール・2Fロビー改築

 エントランスホール、2Fロビーなど、大規模改築工事を行い、2004年3月に完成しました。玄関を入ると広々とした空間があり、コミュニティーの場となっています。メインチャペルへは、エレベーターにより、バリアフリーを実現しました。

韓国訪問・ビジョンに生きる教会

 韓国の教会を訪問して、他教会のクリスチャンと積極的に交流を持つようになりました。私たちの教会も大きな神様のビジョンが与えられ、現在取り組んでいます。
(写真:韓国釜山・水営路教会の方々と共に)


2011年4月~2021年3月

メインチャペル改築

 第七代牧師・日下部繁師(2011年4月~2018年3月)赴任された直後から、どんな小さな事でも即行動!初めての方でも来会しやすいように、積極的に文化教室なども取り入れコミニュケーションを大切にされた。2013年4月には、メインチャペルが改築されました。

飯塚教会創立60周年記念「愛と喜びの集い」

 2013年5月25日(土)~26日(日)に飯塚教会創立60周年(登記日:1953年5月22日)の記念特別集会を開きました。韓国釜山・水営路教会元老牧師のチョン・ピルト師ご夫妻、通訳:キム・スンホ師ご夫妻とそして音楽ゲストにユーオーディア・アンサンブル(6名)の方々をお迎えして感謝を捧げました。

子ども祝福式

子どもたちと共に

 第八代牧師・関谷信生師(2018年4月~2021年3月)
ことばを大切にされる先生で、深い内容のメッセージを分かりやすく語って頂きました。

教会学校にて

 教会学校にて、聖書の学びをする子どもたち